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太鼓たたいて笛ふいて

No87s 「太鼓たたいて笛ふいて」
こまつ座 紀伊国屋サザンシアター

作:井上ひさし
演出:栗山民也

キャスト>

林芙美子:大竹しのぶ
林 キク :梅沢昌代
三木 孝 :木場勝己
加賀四郎:山崎一
土沢時男:阿南健治
島崎こま子:神野三鈴

久々にこまつ座を観にいきました。
さすが名作。
大竹しのぶはすごいですね。
笑・泣き・感動しました。

林芙美子の生涯を描いた作品。
タイトルは、林芙美子が戦時中報道員として、前線に同行し、
戦争を美化し国内へ文章を届けたことを悔恨して
「私は、戦争へすすむ日本を太鼓たたいて笛吹いて、
若者を戦場へ送り出してしまった。」と嘆くことから。

人生は物語だ。その物語は世相をうまくくみ取らなければいけない。
つまり、小説にはその時代のニーズに合わせたものでなければいけない。
戦時中は「戦争は儲かる」ということ。
満州事変や第一次世界大戦のときはそれでよかった。
しかし、第二次世界大戦のときに気づいた。
「あとは日本はきれいに負けるしかない」ということを。

そして、戦後は「戦争で傷ついた人たちへのエール」
償いの気持ちをこめて、死ぬまで書き続けた。
「私はしっかりしなければ…」と口癖のように語り、
持病の心臓疾患で47歳の若さで他界した。

戦中戦後の暗い時代を、貧乏をうりにした林芙美子が
母親の林キクと明るく歌う、音楽評伝劇。

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